日本野鳥の会は環境省からの要請に基づき毎年『ナベヅル、マナヅルの全国飛来状況調査』を実施しております。今年度も日本野鳥の会より当会に下記の通りに依頼が届きましたので、取り急ぎ会員の皆様にお知らせいたします。
【対象期間】 2023年10月~2024年2月
【対象エリア】 鹿児島県出水市以外の全国
【締 切】 2024年2月19日(月)
ツル類は岩手県では全く見られないと思われるかもしれませんが、実は江戸時代まではツル類が生息していて狩猟の対象ともなっておりました。遠藤公男氏(日本野鳥の会宮古支部顧問)の「盛岡藩御狩り日記 江戸時代の野生動物誌」(講談社)に詳述されておりますので、ぜひご覧ください。
また岩手県内陸部では2010年以降だけでも下記のようなツル類の観察記録があります。マナヅル・ナベヅルに限らず、ツル類を観察されましたら是非下記宛にご連絡ください。岩手県内のツルの観察記録は貴重ですので、2024年2月19日以降の観察記録であっても随時受け付けます。
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(1) 種類・数:ツル類の種名 ◯羽
(2) 日時;202○年○月○日 (可能であれば時間も)
(3) 場所:◯◯市○○地区(可能であれば地番等も)
(4) 確認者氏名:
(5) 確認方法:目視+鳴き声、目視、鳴き声のみ
(6) 写真撮影の有無:もしも撮影された場合はその写真を添えてください。
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(1) 2011年7月10日 矢巾町水田 アネハヅル
(2) 2018年1月20日 一関市川崎地区 カナダヅル
(3) 2018年3月12日 花巻市石鳥谷地区 マナヅル
(4) 2020年7月5日 矢巾町水田 アネハヅル
<連絡先・報告先>
調査担当幹事(嶋田和明):shimada@iwate-u.ac.jp
なおホームページ管理者(WBSJMorioka@gmail.com)、当会事務局(passer@sc4.so-net.ne.jp)でも受け付けます。
<付>ラムサール条約については当HPの下記ページをご覧ください。