岩手県内陸部の野鳥について

[1] 岩手県内陸中部〜北部地域の野鳥について

　岩手県内陸中部～北部（いわゆる「盛岡エリア」：盛岡市、滝沢市、雫石町、八幡平市、岩手町、一戸町、九戸村、葛巻町、二戸市、軽米町、矢巾町、紫波町、花巻市、遠野市、西和賀町、北上市、宮古市区界地区）は北上高地と奥羽山脈をそれぞれ東西に擁し、山岳地帯の間に北上川水系・馬淵川水系といくつかのダム湖・湖沼群、および流域の広大な農耕地が広がっており、多様な自然環境に適応して四季折々に様々な種類の野鳥が生息しています。

（＊「日本地図イラスト集」の岩手県白地図の図面を利用しております。）

[2] 盛岡市周辺の主な探鳥地

　岩手県の県庁所在地である盛岡市は岩手県内陸中部に位置しており、北上川・雫石川・中津川の合流点を扇のカナメのようにして市街地が形成されています。また市街地の周囲には広大な農耕地帯が広がり、その周りには豊かな水系が、さらにそれらを包み込むように北上高地と奥羽山脈が東西に走っています。そしてこのような多様な自然環境に対応して四季折々に様々な野鳥が見られるのがこの地域の大きな特徴と言えます。今回このホームページでは盛岡市周辺で野鳥観察に適している場所9箇所を選び、その概要を紹介することとしました。今後はさらに案内箇所を増やしていく予定ですので、皆様が身近な自然に接したり野鳥とともにある生活を楽しんでいただくための一助としてこの探鳥地案内を参考にしていただければ幸いです。また皆様がこれらの地域で野鳥観察されたら、その結果などをぜひ当会ホームページにご紹介ください。

＜連絡先・報告先＞

調査担当幹事（嶋田和明）：shimada@iwate-u.ac.jp

なおホームページ管理者（wbsjmorioka@gmail.com）、当会事務局（passer@sc4.so-net.ne.jp）でも受け付けます。