風力・太陽光発電事業

 岩手県は年3月付で「陸上風力発電次号に係る環境影響評価ガイドライン」を作成しました。これは2022年4月1日に施行された「地球温暖化対策推進法の改正」の求める「地域の再エネ活用促進区域の指定」に関して岩手県における促進区域の設置基準となるものであり、実際にその設置基準に基づいて県内の市町村が「促進区域」を定めることとなります。...
 盛岡市の簗川地区から宮古市区界地区にかけて計画されている「盛岡簗川風力発電事業計画」に関して、日本野鳥の会もりおか・日本野鳥の会宮古支部・日本野鳥の会北上支部・および日本野鳥の会は連名で環境大臣に対して計画の白紙撤回を求める要望書を提出しました。
 環境省は2024年1月29日付で「風力発電事業におけるクマタカ・チュウヒに関する環境影響評価の基本的考え方(案)」を公表し、2月28日までの期限でこれに対するパブリックコメントの募集を行っておりました。環境省ではこの「基本的考え方」の目的を風力発電事業の環境影響評価の迅速化と 適正化の両立の観点から、種の保存...
 2024年2月8日付で洋野町と軽米町の境界地域に予定されている「(仮称)小軽米風力発電事業計画」の方法書が公表されました。この地域にはイヌワシ・クマタカなどの希少猛禽類が繁殖しており、付近の三陸沿岸部にはオジロワシ・オオワシ・コクガンなども生息しております。従って日本野鳥の会もりおかでは野鳥保護・自然保護の観点でこの事業計画の中止を求めて対応していく予定です。詳細については下記の環境省HPをご覧ください。 事業名:(仮称)小軽米風力発電事業 事業者:HSE株式会社 事業規模:総出力最大90,000kW、風車基数:最大18基
 環境省では風力発電事業におけるクマタカ・チュウヒに関する環境影響評価の基本的考え方について「風力発電事業におけるクマタカ・チュウヒに関する環境影響評価の基本的考え方(案)に関する意見の募集(パブリックコメント)について」ということで1月29日より一般の意見を募集しております。意見提出の締め切りは2月28日となっております。詳細については下記の環境省HPをご覧ください。
 先日1月18日に開催された「第105回岩手県環境影響評価技術審査会」の開催結果が岩手県HPにて公表されました。この技術審査会では主に盛岡市と宮古市にまたがる区界地区に予定されている「(仮称)盛岡柳川風力発電事業計画」の環境影響評価方法書に関する審議が行われております。私どもにとって非常に身近な探鳥地である区界高原周辺での風発計画となりますので、審議会の概要をご確認いただければ幸いです。なお今回の技術審査会では当会から1名が傍聴しております。
 2023年11月18日付で久慈市と九戸村の境界地域に予定されている「(仮称)久慈山形風力発電事業計画」の方法書が公表されました。この地域にはイヌワシ・クマタカなどの希少猛禽類が繁殖しており、付近の三陸沿岸部にはオジロワシ・オオワシ・コクガンなども生息しております。従って日本野鳥の会もりおかでは野鳥保護・自然保護の観点でこの事業計画の中止を求めて対応していく予定です。 事業名:(仮称)久慈山形風力発電事業 事業者:HSE株式会社 事業規模:最大出力105,000 kW、風発基数:北エリアと南エリアで合計21基 詳細は当ホームページの下記ページ、および環境省HPをご覧ください。
 2023年9月15日付で盛岡市と宮古市にまたがる区界地区において新たな風力発電事業計画が公表されました。事業規模が50,000kW以下であるため、「配慮書」段階を飛ばして「方法書」段階に進んでおります。当該事業予定地は兜明神岳のすぐ北側の地域であり、会員の皆様もよくご存知の通りにイヌワシ・クマタカなどの希少猛禽類の生息地であり、オオジシギの貴重な繁殖地でもあります。従って日本野鳥の会もりおかでは野鳥保護・自然保護の観点でこの事業計画の中止を求めて対応していく予定です。その第一歩として、当会では10月12日付で事業者宛に意見書を送付しております。 事業名:(仮称)盛岡簗川風力発電事業計画 事業者:株式会社タカ・クリエイト 事業規模:最大46,200 kW、風車 11基 事業予定地域:盛岡市簗川地区~宮古市区界地区(下記の図面参照)、兜明神岳のすぐ北側です) 詳細は下記の岩手県HPをご覧ください。
 二戸市と八幡平市にまたがる地域には複数の風力発電事業計画が公表されておりますが、「(仮称)稲庭風力発電事業計画」はそのうちの一つです。この地域にはイヌワシ・クマタカなどの希少猛禽類が繁殖しており、ガン・ハクチョウ類などの渡り鳥の渡りのコースにも位置しております。従って日本野鳥の会もりおかでは野鳥保護・自然保護の観点でこの事業計画の中止を求めて対応していく予定です。 事業名:(仮称)稲庭風力発電事業 事業者:稲庭ウインド合同会社(方法書段階まではインベナジー・ウインド株式会社が管轄) 事業規模:総出力 134,400 kW、風車 32基 詳細は下記の環境省HP、及び当ホームページの下記ページをご覧ください。
 2019年9月に大船渡市内の大窪山から荒金山にかけての地域を中心とする広い地域において大規模太陽光発電事業計画が公表されました。現在は「大船渡第一・第二太陽光発電所建設事業」の名称により環境影響評価方法書が縦覧されております。この地域にはイヌワシ・クマタカなどの希少猛禽類が生息・繁殖しており、付近にはオジロワシ・オオワシなども生息しております。従って日本野鳥の会もりおかでは野鳥保護・自然保護の観点でこの事業計画の中止を求めて対応しております。 事業名:大船渡第一・第二太陽光発電所建設事業<br> 事業者:自然電力株式会社<br> 事業規模:総出力は29,400kwで、太陽光パネル総数は76,600枚<br> 面積:約96h 詳細は下記の岩手県HP、及び当ホームページの下記ページをご覧ください。

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