eBird(イーバード)はアメリカのコーネル大学鳥類学研究室が運営する世界最大級の野鳥データベースで、これを利用すれば皆さんのPCやスマートフォンをフィールドノートとしても野鳥図鑑としても探鳥地ガイドとしても使えるようになります。日本ではこのeBird日本語版(eBird Japan)を日本野鳥の会本部が運営しており、英語不要のため画面も操作も結構お手軽です。詳細については下記の日本野鳥の会HPをご覧ください。
日本野鳥の会ではこれからeBirdを使ってみたいと考えている人たちのために下記の要項でオンラインセミナーを開催しました。岩手県内のeBirdユーザーはまだまだ少ないようですが、この機会に体験してみてはいかがでしょうか。既に日本野鳥の会もりおかでは2022年度より高松の池定例探鳥会の記録をeBirdに登録するようにしております。今後さらに皆様の野鳥観察記録をどんどんeBirdに登録していただき、国内にそして世界に向けて岩手の野鳥情報を発信してみませんか。
<オンラインセミナー>
日時:2022年5月9日(月)19:00~20:00
対象:初めてeBirdを使う方、これからeBirdを使ってみたいと考えている方
方法:Zoomウェビナー(定員400名)
解説:葉山政治、岡本裕子(日本野鳥の会)
皆さんは野鳥観察の際に正体不明の野鳥を見て「なんだこれ?」と思ったことも多いのではありませんか。野鳥識別アプリ「Merlin(マーリン)」は、eBird(イーバード)に蓄積された野鳥観察情報を利用してAIが識別をサポートする無料アプリです。その普及活動の一環として、日本野鳥の会は下記のウェビナーを開催しました。今後ともeBird(イーバード)とMerlin(マーリン)をうまく組み合わせて皆様の野鳥観察に役立てていただければ幸いです。
<オンラインセミナー>
日時:2023年10月26日(水)19:00~20:00
開催方法:Zoomを用いるオンライン開催(定員300名、先着順)
参加申し込みについて:事前申し込み。下記HPをご覧ください。
主催:日本野鳥の会
近年ホオジロの仲間のカシラダカやシマアオジの世界的な減少が危惧されております。eBirdでは香港バードウオッチング協会と連携しながら下記の要項で「ホオジロ類カウント(Bunting Count)」を実施します。詳細については下記のページをご覧ください。
期間:2023年10月1日〜2024年4月30日
対象種:ホオジロ科の鳥
この時期に岩手県内で見られる可能性があるのは以下の6種です。
(1) ホオジロ
(2) カシラダカ
(3) アオジ
(4) クロジ
(5) オオジュリン
(6) ミヤマホオジロ
<付>春の渡りの時期(2024年3月以降)になるとノジコ、ホオアカ、コジュリンなども姿を見せる可能性があります。これらの野鳥を観察した場合にもぜひeBirdへの登録をお願いいたします。