日本鳥学会は2023年9月30日付で日本鳥類目録第8版の和名・学名リストを公開しました。それによれば今回の改訂では新種の追加や種の削除、和名・学名の変更、掲載順序など、変更箇所が多岐にわたるようです。
たとえば
(1) 日本鳥類目録第7版の出版以降に確認された野鳥の新種が加わります。
(2) いくつかの野鳥ではこれまで単一種とされていたものが別種に分かれます(例:カナダガンとシジュウカラガン)
(3) 第7版はキジ目が最初に記載されておりましたが、第8版では記載順序が変更されてカモ目から始まります。
これに合わせて鳥類目録番号も大幅に変更されます。今回の改訂により、当会の活動や皆様のバードウオッチングにも以下のような影響が出てくると思います。
(1) 野鳥の和名が変わる種について注意が必要となります。
(2) 探鳥会の「鳥合わせリスト」の掲載順序等を変更する必要があります。
(3) 当会のブログに掲載している「岩手県内陸部野鳥チェックリスト」「盛岡エリア野鳥チェックリスト」などを改訂する必要があります。
(4) 日本鳥類目録第8版の出版後、日本国内で販売される各種の鳥類図鑑が改訂されるはずです。しばしの間だけ鳥類図鑑を買い控えしましょう。
日本鳥類目録第8版の和名・学名リストは下記の日本鳥学会HPからダウンロード可能です。また、今回の改訂に関する詳細な説明についても日本鳥学会HPをご覧ください。
現在、当会のブログに掲載してある「岩手県内陸中部~北部で確認された野鳥のチェックリスト」は下記の通りです(日本鳥類目録第8版に準拠)。
現在作成中。