[1] 標識されたガンカモ・ハクチョウ類を見つけたら
今シーズンも冬の深まりとともに岩手県内陸部には多数のガンカモ類やハクチョウ類が渡来しておりますが、その中には少数の標識された個体が見られる可能性があります。標識個体には右足にアルミ製の足輪がついており、そこに標識番号が記載されております。また首にも標識番号付きのカラーリングがつけられている場合があります。足輪の有無や標識番号はハクチョウ類などが氷の上に立っている場合にしか確認できませんが、首輪の色や標識番号などは双眼鏡などでも比較的確認可能と思われます。皆様が標識されたガンカモ・ハクチョウ類を岩手県内陸部で発見された場合には、野鳥種、日時・時間、確認場所、首輪の色や「標識番号」、さらに可能であれば足環の標識番号なども添えて観察記録を当会にお知らせ下さい。その際に標識番号を示す写真などがあると個体確認の際に大変助かります。
<連絡先・報告先>
調査担当幹事(嶋田和明):shimada@iwate-u.ac.jp
なおホームページ管理者(wbsjmorioka@gmail.com)、当会事務局(passer@sc4.so-net.ne.jp)でも受け付けます。
ちなみに、盛岡市高松の池ではこれまでに以下の3件の標識オオハクチョウが確認されております。
(1) 標識番号:150-0662(愛称:高松パール)
(2) 標識番号:15A-0269(愛称:高松クリスタル)
(3) 標識番号:15A-0545(愛称:高松プラチナ)
標識オオハクチョウに関しては当ホームページの下記のページをご覧ください。
2024年春の標識ガンカモ・ハクチョウ類の観察記録(速報)を掲載しておりますので、こちらをご覧ください。
なおこの調査は「スワンプロジェクト」の一環として市民科学の立場で進めております。スワンプロジェクトの詳細や標識鳥の紹介についてはスワンプロジェクトHPをご覧ください。また日本鳥学会「鳥学通信ブログ」で紹介されておりますので、下記の日本鳥学会ブログも併せてご覧ください。