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2024年度の岩手県内陸部オオバン繁殖状況(途中経過、概略)


 岩手県内では2023年度に沿岸部でオオバンの繁殖が確認されましたが、2024年度には岩手県内陸部でも繁殖が見られるようになりました。取り急ぎ今年度のオオバンの繁殖状況の途中経過(概略をお届けいたします。これら以外に会員の皆様の身の回りなどでオオバンの繁殖がありましたら、ぜひ下記宛にご報告くださるようお願いいたします。

 

<連絡先・報告先>

調査担当幹事(嶋田和明):shimada@iwate-u.ac.jp

なお当会事務局(passer@sc4.so-net.ne.jp)でも受け付けます。

[1] 2024年度岩手県内陸部のオオバン繁殖状況概略(途中経過:2024年10月1日更新)

月日 確認された場所 個体数 確認 備考
6月8日 釜石市鵜住居地区 5羽 成鳥+幼鳥 成鳥2羽、幼鳥3羽
7月13日 奥州市胆沢地区 7羽 成鳥+幼鳥 成鳥2羽、幼鳥5羽
7月21日 矢巾町煙山地区 3羽 成鳥+幼鳥 成鳥1羽、幼鳥2羽
8月1日 奥州市胆沢地区 7羽 成鳥+幼鳥 成鳥2羽、幼鳥5羽
8月11日 奥州市胆沢地区 6羽 成鳥+幼鳥 成鳥2羽、幼鳥4羽(1羽が見えない)
8月13日 奥州市胆沢地区 6羽 成鳥+幼鳥 成鳥2羽、幼鳥4羽、幼鳥は首の白い部分がかなり黒くなってきており、空を飛ぶ姿も見られた
8月15日 釜石市鵜住居地区 8羽 成鳥+幼鳥 成鳥2羽、幼鳥4羽、若鳥2羽、6月にヒナを育てていたペアの1番子と思われる若鳥2羽と2番子と思われるヒナ4羽が見られた

2024年7月21日に矢巾町内で確認されたオオバンの親子(成鳥1、幼鳥2)

葦原の間からオオバン成鳥が顔を出し、背後に幼鳥2羽が隠れている。

(撮影:嶋田)