毎年2月の第3日曜日に北日本の各地で一斉に海ワシ生息状況調査が行われており、当会でも下記の要項で岩手県内陸部での海ワシ類生息調査を実施します。ぜひ多くの会員の皆様のご協力を賜りたく存じます。 日時:2025年2月23日(日)9:00~11:00...
岩手県内陸部では毎年2月から3月いっぱいにかけて北上川・雫石川の沿岸の水田を中心に多数のガンが確認されます。当会ではガン類の春の渡りの状況を把握して保護に役立てることを目的として、毎年この時期にガン類の渡りの記録を収集しております。岩手県内でこの時期に主に観察されるガンはマガン・ヒシクイですが、それ以外に少数のカリガネ・ハクガン・シジュウカラガンなどの希少ガンも混じります。またハクチョウについてはオオハクチョウとコハクチョウがみられます。 なお昨年度は1月中旬に暖かい日が続き、それに伴って岩手県内陸中部でもガン類の大群の姿が見られました。そこで今年度からは調査期間を1月1日から4月初旬までとさせていただきます。会員の皆様におかれましては、お住まいの近くや出先などでガン・ハクチョウ類の群れが水田に降りているのを見かけたり編隊飛行を確認した場合は以下の5項目をメール等で下記宛にお知らせ下さい。 ************************ (1) 種類・数:ガン類:マガン・ヒシクイ・カリガネ・ハクガン・シジュウカラガンなど。ハクチョウ類:オオハクチョウ・コハクチョウ。ただし種不明の場合にはガンsp(種不明)としていただいて差し支えありません。個体数はできれば種別にきちんと数えてお知らせいただきたいのですが、上空を大群が飛んだ場合などはアバウトに10羽単位や100羽単位の個体数でも差し支えありません。 (2) 日時:2025年○月◯日(可能であれば◯時◯分も) (3) 場所:◯◯市◯◯地区(詳細な地番などは不要とします) (4) 確認者氏名: (5) 確認事項:そのガン・ハクチョウがいつどこでどのような行動をしていたか、特に降りていた場合には採餌していたか、飛行していた場合はどちらからどの方向に飛んで行ったか、などを可能な範囲で結構ですからお知らせください。例えば「⚪︎月⚪︎日午前⚪︎時ごろ盛岡市北飯岡地区水田に約500羽のマガンと20羽のヒシクイが降りて採餌していた」というように。 ************************ <連絡先・報告先> 調査担当幹事(嶋田和明):shimada@iwate-u.ac.jp なおホームページ管理者(WBSJMorioka@gmail.com)、当会事務局(passer@sc4.so-net.ne.jp)でも受け付けます。 なお、お知らせいただくにあたって下記のフォームをご使用いただければ幸いです。
今シーズンも冬の深まりとともに岩手県内陸部には多数のガンカモ類やハクチョウ類が渡来しておりますが、その中には少数の標識された個体が見られる可能性があります。標識個体には右足にアルミ製の足輪がついており、そこに標識番号が記載されております。また首にも標識番号付きのカラーリングがつけられている場合があります。足輪の有無や標識番号はハクチョウ類などが氷の上に立っている場合にしか確認できませんが、首輪の色や標識番号などは双眼鏡などでも比較的確認可能と思われます。皆様が標識されたガンカモ・ハクチョウ類を岩手県内陸部で発見された場合には、野鳥種、日時・時間、確認場所、首輪の色や「標識番号」、さらに可能であれば足環の標識番号なども添えて観察記録を当会にお知らせ下さい。その際に標識番号を示す写真などがあると個体確認の際に大変助かります。 <連絡先・報告先> 調査担当幹事(嶋田和明):shimada@iwate-u.ac.jp なおホームページ管理者(wbsjmorioka@gmail.com)、当会事務局(passer@sc4.so-net.ne.jp)でも受け付けます。 ちなみに、盛岡市高松の池ではこれまでに以下の3件の標識オオハクチョウが確認されております。 (1) 標識番号:150-0662(愛称:高松パール) (2) 標識番号:15A-0269(愛称:高松クリスタル) (3) 標識番号:15A-0545(愛称:高松プラチナ)
日本野鳥の会は環境省からの要請に基づき毎年『ナベヅル、マナヅルの全国飛来状況調査』を実施しております。今年度も日本野鳥の会より当会に下記の通りに依頼が届きましたので、取り急ぎ会員の皆様にお知らせいたします。 【対象期間】 2024年10月~2025年2月 【対象エリア】 鹿児島県出水市以外の全国 【締 切】 2025年2月14日(金)
今シーズンも「2024年度トモエガモ飛来総数の全国一斉調査」に関する協力依頼がバードリサーチと石川県加賀市鴨池観察館より届きました。この一斉調査は2024年10月~2025年3月の毎月10日~19日の間の10日間に下記の要領で実施されておりますので、当会会員の皆様におかれましても岩手県内でのトモエガモ観察記録の収集へのご協力をよろしくお願いいたします。観察記録を当会の下記宛にお届けいただければ、取りまとめた上で直接加賀市鴨池観察館に報告させていただきます。なお、ご自身の調査結果を加賀市鴨池観察館に直接ご報告していただいても差し支えありません。 (1) 個体数(可能であれば雄と雌の個体数を別々に) (2) 観察場所(岩手県◯◯市◯◯、可能であれば緯度経度も) (3) 観察日時(202○年◯月◯日、◯時ごろ) (4) 観察者名 (5) 報告者名 <連絡先・報告先> 調査担当幹事(嶋田和明):shimada@iwate-u.ac.jp なお当会事務局(passer@sc4.so-net.ne.jp)でも受け付けます。
当会では岩手県内陸部におけるガン類の渡りの状況を把握して保護に役立てることを目的として、春と秋の渡りの記録を継続的に収集しております。早速ですが2024年度秋のガン類の渡り追跡調査をこの9月1日より開始いたします。この調査は2024年12月初旬まで継続しますので、皆様が各地で観察されたガン類の渡り情報をお寄せください。皆様からお寄せいただいた今季の情報についてはこのホームページの中で順次途中経過をお知らせするとともに、12月段階で取りまとめて最終報告を会報とホームページ(会員限定コーナー)に掲載する予定です。 <速報> 早速北海道から雁の便りが届きました。ガン類が岩手県上空に姿を現すまであとわずかです、 (1) 8/26に北海道のサロベツでヒシクイ(亜種不明)2羽 (2) 8/28日に北海道兜沼でオオヒシクイ7羽 <連絡先・報告先> 調査担当幹事(嶋田和明):shimada@iwate-u.ac.jp なお当会事務局(passer@sc4.so-net.ne.jp)でも受け付けます。 お知らせいただくにあたり、下記のフォームをご使用いただければ幸いです。
オオバンとカンムリカイツブリはつい数年前までは岩手県内では「冬鳥」の位置付けでしたが、今シーズンは複数箇所でのオオバンとカンムリカイツブリの繁殖が会員の方々により確認されております。今後2~3年で岩手県内でもオオバンやカンムリカイツブリの繁殖例が一気に増えて「留鳥」扱いとなることも見込まれます。そこで当会では今季の冬鳥渡来前のこの時期を見計らい、オオバンとカンムリカイツブリについて今季の繁殖に関する観察記録を収集いたします。この調査は岩手県内でのこれらの繁殖地拡散の推移を会の記録として残し、合わせて今後実施する「岩手県野鳥生息状況調査2020-2029」の記録にも役立てることがその目的です。会員の皆様におかれましては身の周りや出先でオオバン・カンムリカイツブリの繁殖を確認された場合は、下記の項目を記録していただいた上でメール等により当会の下記連絡先宛にお知らせください。 ************** 調査対象期間:2024年4月~8月末(オオバンの秋の渡来時期の前までを目安とします) お届けいただきたい観察記録 (1) 繁殖観察の対象:オオバン・カンムリカイツブリ (2) 観察日時:2024年⚪︎月⚪︎日(可能なら観察時間も) (3) 繁殖が観察された場所:市町村名と大まかな地区名(可能なら詳細地名なども) (4) 繁殖環境の概要: (5) 観察者氏名: (6) 繁殖確認の様子:(a) 抱卵、(b) 巣の中の卵、(c) 親鳥+ヒナ(可能ならヒナの個体数も)、(d) その他、など (7) 備考:撮影写真の有無など (付)野鳥の繁殖に関する記録ですので取り扱いには十分の注意を払います。ホームページの一般公開ページでは概略のみを途中経過の形で掲載し、観察記録の詳細は後日会員限定ページに掲載する予定です。 ************** <連絡先・報告先> 調査担当幹事(嶋田和明):shimada@iwate-u.ac.jp なお当会事務局(passer@sc4.so-net.ne.jp)でも受け付けます。
日本鳥類保護連盟ではチョウゲンボウの生態系を守っていくことを目的に、市民によるチョウゲンボウの居場所さがしマップを作成するための調査を開始しました。岩手県内の最近のチョウゲンボウの生息状況を知る良い機会ですので、この調査に関心のある会員の方々はぜひご協力をお願いいたします。 調査期間:2024年8月1日〜2025年7月31日 調査範囲:日本国内...
2024年8月が間近に迫り、北の国から冬鳥や旅鳥が渡来し始める時期が迫ってまいりました。当会では会員の皆様による2023年度の冬鳥初認記録を募集しております。観察期間は2024年8月初旬~2025年2月末とし、対象は「1. 冬鳥」と「2. 旅鳥」の観察情報です。連絡先は下記の通りで、観察記録としてお知らせいただきたいのは (a)...
2024年の7月も下旬となり、夏鳥の繁殖シーズンも一段落しました。盛岡地区に渡来してきた夏鳥たちはいつ頃までこの地に留まり、いつ頃南の国に戻っていくのでしょうか。というわけで、当会では8月1日より「2024年度夏鳥終認記録」の情報収集を開始いたしますので、皆様の夏鳥観察情報をどしどしお寄せください。募集期間の目安は2024年8月初旬~10月末頃までとし、最終的に本年度の夏鳥終認記録を取りまとめた上で集計結果を支部報とブログに掲載する予定でおります。観察情報としてお知らせいただきたいのは (a) 夏鳥の種名 (b) 夏鳥の終認の月日 (c) 観察場所(市町村名+大まかな地域名) (d) 観察者氏名 (e) 確認方法(姿を確認、声を確認、姿と声のいずれも確認、など。また可能な場合は「個体数」もお知らせ下さい。) の5点です。なお旅鳥であるシギチドリ類やノゴマ・ショウドウツバメなどの旅鳥の記録は同時に実施する「2024年度冬鳥初認記録」のほうで取りまとめます。まずは会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。また皆様のお知り合いの一般会員の方で夏鳥・旅鳥等の終認記録をお持ちの方がおられる場合は、その方に終認記録を下記宛にお寄せ下さるようご案内頂ければ幸いです。 <連絡先・報告先> 調査担当幹事(嶋田和明):shimada@iwate-u.ac.jp なお当会事務局(passer@sc4.so-net.ne.jp)でも受け付けます。